桜ボール６０☆紫

ビーズ専門誌BeadArt37号でご紹介した変形トライアングル。三角形の一部を凹ませて新しい形のモチーフを作りました。
モチーフ一つだと、何の変哲もない変な形の三角ですが、組み合わせてみると、可愛らしいお花の形になるのです！
作っていたのは桜を待つ季節。たくさんの桜をあつめてボールを作りましょう🌸🌸🌸

【ボールができるまで】
かわいらしい桜の花を、ボールに組んでみたいと思ったのはフロリッサの自然な流れ。
早速ボール状にするための編み図を考えます。普通のビーズボールなら三角形20枚でつくるのですが
今回のモチーフを使って編み図を描いたところ、、、、、、
ボールにするにはなんと60枚ものモチーフが必要なことがわかりました。結構な枚数です。
ゴールがよく分からないままに、試作のお花を一つ一つ作ってひたすらつなげて行きました。
60枚はさすが手ごわいですが、幸いなことにぴったりサイズのボールに収まったのです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
嬉しかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜🌸🌸🌸
何よりワクワクしたのは、そのボールの大きさがピンポン玉にぴったりだったこと。
中身ボールがみつからなくて苦労することが多いのに、この桜ボールは普通のピンポン玉で大丈夫とは嬉しい事この上ない✨
一度作り方を覚えたら、皆様の手元で桜ボールをどんどん増やすことができますよ〜(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

【ふたつの桜ボール】
ビーズアート37号にも桜ボールとして、レシピをお載せしてあります。
本を見れば作れるのに何故新しいキットを？？と思われるアナタ、大正解です。
ビーズアート37号にのせた桜ボールと、今回の桜ボール。似ているようで実は作り方が違うのです。
桜ボールには2種類あるのです🌸🌸それはジョイント方法による違いです。
片方は比較的簡単で、片方はやや難しい。今回のキットは難しい方をじっくり解説してあります。

【ジョイント方法】
よく似た二つの桜ボールですがジョイント方法による違いはこちら。
　＊ビーズアート37の桜ボール：角を独立させて作ります
　　先にお花だけを12枚作っておいてあとから一気にはぎ合せます。構造が理解しやすく単純作業の繰り返しで作り易いです。
　　お花が集まった部分は、丸小ビーズ6粒で締めていきます。お花の部分がややポッコリと飛び出したボールになります。
　＊今回キットの桜ボール：角を共有しながら作るので、1枚目から60枚目まで作る順番が決まっています。
　　今どこを編んでいるか、確認しながら作るので編み図から目を離せず難しく感じるかもしれません。
　　お花が集まった部分は、美しい三角形の空間ができます、ボールにぴったりそった出来上がりで完成度が高いです。
全体の見た目は、ほとんど同じなのであまりテクニックにこだわらない方は、ビーズアート掲載の桜ボールでも十分かと思います。
フロリッサのボールを作り慣れている方、その順番が少しでも気になる方に作っていただけるとイイナと思います。
新しい編み図に是非チャレンジしてみてください。

【難易度】
三角モチーフを変形させてつくる、変形トライアングルなので全く初めての方は苦労するかもしれません。
通常の三角モチーフを作れる方、フロリッサのビーズボールを作り慣れている方におススメしたいです。



【レシピより】
三角形の一部を凹ませる変形トライアングル。60枚つないで桜のボールを作りましょう。
BeadArt37号掲載のものとよく似ていますが作る順番とジョイント方法が違っています。
角を共有すると少々難しくなりますが仕上がりがぴったりすべすべになり、お花の間に浮かび
上がる三角形とても美しいです。
角を共有し順番につなげていく、桜ボールのもうひとつのテクニックをお楽しみください。

＜キットに入っている材料＞
　デリカビーズ5色
　丸小ビーズ白
　中身の玉　1個

＜その他用意するもの＞
　ステッチ用針と糸
　ビーズマット
　ハサミなど